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以前から、白山通り沿いのビルに掲げられている「陶芸スクール 生徒募集」の文字、気になっていたのです。そこで今回、いいチャンスということで、東京マイスターアカデミーの無料体験コースに参加してみました。
教室は白山通り沿いに建つ3510ビルの2階。黄色い文字の看板が目印です
指導してくださった樋浦校長先生。会社員だったときに陶芸にハマり、ついには会社を辞めて教室を開いてしまったとか。
 
ボール状の土に親指で穴を広げていき、茶碗をつくります。
左は先生の作品。やっぱり形が断然うつくし〜。
まずは手ひねりのコースより「たまつくり」という技法からスタート。比較的簡単な茶碗づくりに挑戦です。あらかじめ練っていただいた土を、適量取ってボール状に。そして、中央に両手の親指をズブズブ入れて、茶碗の形をつくっていきます。粘り気が強くて初心者でも扱いやすい信楽白土(焼き上がると白くなる)を使用しているので、思ったより簡単。ポイントは外側の厚みを均一にすること。5ミリ前後で仕上げればバッチリとのことですが、これがなかなかうまくいきません。それでも何とかごまかしてフィニッシュ。竹べらで仕上げて完成
 
平行に並べた板の間に土を入れ、のばし棒で伸ばして。
先生は型押しとクシのような物で皿に模様をつけていました。上が出来上がり。かわいい。
続いては「たたらづくり」。皿など平たいものをつくるときに有効な技法です。板を平行に2枚並べ、その間に土を入れてのばし棒で伸ばします。ある程度の厚さになったら、外側を思い思いにひねって形を整え、出来上がり。これは楽チンですな。先生は模様をつけていました。
ラストはろくろ。ろくろの特徴は、手よりも薄く円形に仕上げられること。もちろん初心者に難しいセッティングは、先生がやってくれるので安心です。まず、すべりがよくなるよう手に水をつけ、回転している土を両手で包んでなじませます。頂上を両手の親指で平らにしたら、「たまつくり」の要領で親指をズブズブ。大きな穴があいてだんだん周りが薄くなってくるので、ゆっくり形をつけていきます。微妙なバランスで回転しているので、ともすれば傾いてペチャンコに。しかし、わかっていても難しい〜!
先生がお手本を見せてくれます。上はやっと完成した私の作品。一応茶碗です。
ついに完成!!受け取るまで、ちゃんとできているか心配でドキドキでした。実際に完成した作品をみて私も中々かも〜、とか自画自賛。でもきっと先生のご指導のおかげです。初心者の私でも、この程度の作品ができたので、皆さんならきっともっとすばらしい作品ができるのでしょうね。今日の体験は、無料にしてはとてももったいない程の満足感を得ることができました。これからは陶芸に、ハマルかも〜。
教室には生徒さん達の作品がズラリ。こんなにいろいろつくれるのですね。
私の作品。たたらづくりの皿です。何を盛ろうかな。
千代田区神田神保町2-48 3510ビル2階 ・03−3222−0371
※無料体験コースは電話にて随時予約可能。作品を焼く場合は実費(800円前後)が必要。エプロン持参。