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ナビブラ神保町グルメ連載(毎月15日更新) 男のひとりめし

神保町で脂肪を増やし続ける、この街きってのグルメ王・ゴーイチさんが、まんをじしてナビブラ連載に登場!神保町に通学・通勤される男性諸君が、ランチ難民となって冷えたコンビニお弁当をひとりさびしくレンジでチン!しなくてもすむように、「おひとりさまOK」な、お店をさまざまなテーマで紹介していきます。もちろん女性読者も大歓迎。ファンレターも密かにお待ちしています。

高山剛一(たかやま ごういち)。靖国通り沿い、古書センターの1階「高山本店」の若旦那。
第3回テーマ:春はお別れの季節、センチメンタルひとり飯 神保町カルチェラタン カフェ・ヒナタ屋の『チキンカレー』
カフェ・ヒナタ屋のチキンカレー

 「カレーの街・神保町」の中でも、独特な個性を楽しめるチキンカレー。日本橋のインド料理店で修行を積んだシェフの鈴木さんの自信の逸品です。ランチ以外の時間でも食べられますが、ランチタイムはサラダが付いて750円。

GO-ICHIポイント
カフェ・ヒナタ屋のホットジンジャー
ホットジンジャー
 たくさんのメニューの中でも隠れた人気メニューなのは、このホットジンジャー。温かく、甘辛い刺激。喉越しがたまらない。。。400円
カフェ・ヒナタ屋のガトー・ショコラ
ガトーショコラ
 甘いものがだーーーい好きな僕は、このカカオたっぷりのガトーショコラで「ひとりバレンタイン」しました。ああ、おセンチですね。400円。
東京にたった2台!手動エレベータでまずは一汗
 大好きな先輩が卒業しちゃったり、気になっていた同僚と人事異動で離ればなれになっちゃったり…。3月はとかく”おセンチ”になる季節ですよね。教室や職場では、男たるもの涙を見せず。でも、ひとりの時間には思いっきりおセンチ気分に浸りたい!そんな方々に、今回は「カフェ ヒナタ屋」をご紹介しましょう。
 場所は、駿河台下の交差点を明治大学方面へ上がり、「キッチン カロリー」や「カリーライス専門店 エチオピア」を過ぎたひとつめの角にあるビルの4階。なんとこのビルには、東京にたった2台しか現存しないという「手動ドアのエレベーター」があります。重いドアを自分で開閉する作業からして、早くもわびしさ倍増。しかも、エレベータは三階で降りなければならず、そのあと階段を上るのです。店の扉を前にしたときには「そうだよね、スムーズに行くばかりじゃないのが人生だよね」という境地に達していることでしょう。特に僕みたいな巨体は、エレベータが壊れやしないかという不安もスリリング!(でも壊れないことは実証済みなので、皆さんは安心して乗ってくださいね)。
やさしい日差しにしばし癒され、
締めはスパイシー・ランチで喝!
 さて、お店の扉を開けると一転!春のやわらかな日差しが差し込み、ゆったりとした時間が流れる異空間が待っています。あがっていた呼吸が一気に落ち着き、「よく頑張ったね。もう無理しなくていいのよ」とやさしく肩をたたいてもらったかのような安堵感(またの名を錯覚)に包み込まれるでしょう。
 大きな窓から見える明治大学のリバティタワーや街路樹、道行く人々をぼんやりと眺め、のんびりと自分に浸るのが何とも言えず心地よい。この近辺は、パリの学生街にちなんで「神保町カルチェラタン」と呼ばれていた事もあった場所。ふと、悲しげなシャンソンが僕の脳内でエンドレスに再生され、気づくと涙が・・ホロリ?!
 ランチは看板メニューの「チキンカレー」がおすすめ!その辛さに意表をつかれ、なんだか元気がでます。一見、チキンしか入ってないように見えるのですが、実はすりおろした野菜がたっぷりと入っていて、十分な満足感を味わえます。まるで癒しと励ましが同居したような、緩急の効いたおもてなしで、食べ終わる頃には涙も乾いていることでしょう。とてもかわいらしいお店なので、女性にもおすすめです!
店舗データ
店 名
カフェ ヒナタ屋
住 所
千代田区神田小川町3-10
振天堂ビル4階
電話番号
03-5848-7520
定休日
日・月・祝
営業時間
11:30〜22:00(L.O 21:00)
ランチは14:00まで
手打ち蕎麦 たかせの店舗外観
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