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さぼうる - 男のひとりめし
神保町で脂肪を増やし続ける、この街きってのグルメ王・ゴーイチさんが、まんをじしてナビブラ連載に登場!神保町に通学・通勤される男性諸君が、ランチ難民となって冷えたコンビニお弁当をひとりさびしくレンジでチン!しなくてもすむように、「おひとりさまOK」な、お店をさまざまなテーマで紹介していきます。もちろん女性読者も大歓迎。ファンレターも密かにお待ちしています。
「さぼうるミックストースト(450円)」。
写真はチーズとハム。トーストだからと侮るなかれ!厚切りのトーストは、かなりのボリュームがあります。トーストは朝食だけという方にもおすすめです。
- 「いちごジュース(500円)」
- 一年中飲めるフローズンジュース。コップに溢れんばかりに、なみなみと注がれるのがうれしい。
- 「チーズドッグ(250円)」
- おやつ感覚で食べられる一品。中に入ったアツアツのチーズがトロリとしてたまりません。
- 「店内の落書き」
- なかにはあの有名人の落書きも!ぜひお店に行ったら見つけてみてください。
- 「店内の置物」
- お店のシンボルともいうべき、トーテンポールといい店内にもさまざまな国の置物が並んでいます。
- 日本のカルチェラタン「神保町」
- 気温も下がり、本格的に冬らしい季節になりましたね。先日まで神保町は、恒例の「第49回神田古本まつり」が開催され、たくさんの方に訪れていただき大盛況でした。そんな日本のカルチェラタンというべき神保町。作家をはじめ、数多くの文化人がこの街に訪れます。飲食店でもこういった文化人が行きつけのお店がいくつもあります。なかでも人気のお店が、今年で開店53年目を迎える「さぼうる」です。作家や漫画家をはじめ、谷村新司さんや氷川きよしさんのような方たちも来店しています。僕が好きな詩人で作家でもある沼田元気さんも常連客のひとりです。また渡辺淳一さん原作の映画「失楽園」や竹中直人さん出演の「東京日和」の舞台にもなったことでも有名です。とくに「失楽園」では、お店のマッチまで登場したので、別の意味で食い入るように観てしまいました。今回はそんな神保町の名店「さぼうる」をご紹介します。
- 恋愛成就の名店?
- 場所は、神保町のA7出口を出てすぐのところにあります。店内は薄暗く、山小屋風で落ち着いた雰囲気があります。壁には時代を感じさせる落書きが、びっしりと書かれていて趣があります。なかでも、カップルらしき名前と来店した日が書かれた落書きを、多く見かけます。聞いた話によると、カップルで訪れてこの壁に落書きすると、結婚できるといううわさらしいです。お店にも、来店して何年か後になってから、結婚報告に来られる方もいるとか。うらやましいものです。
- お店自慢の看板メニュー
- 食事は、スパゲッティ・ナポリタンを求めて「さぼうる2」に行かれる方が多いですが、おすすめは「さぼうる」の「さぼうるミックストースト」です。野菜・ハムなど6種類あるトッピングの中から2種類を選びます。僕のお気に入りはチーズ。トーストにのせるチーズは、大きすぎるくらいが丁度いいとおもう僕にとっては、まさにぴったり。メニューに「さぼうる」と店名が入るほどの、お店自慢の看板メニューです。サンドイッチだけじゃ物足りない僕にとってもう一品おすすめなのが、チーズドッグです。甘い生地の中にはトロリと、とろけるチーズが入っています。これを食べると、小さいころ同じようなチーズドッグが、高島屋の地下のジューススタンドにもあって、よく親にねだったことを思い出します。僕にとっては思い出のある一品です。よく雑誌などで紹介されるのが生ジュースです。種類も豊富でいちご、レモン、バナナ、パインの4種類があります。生ジュースといってもただのジュースではなくて、氷をクラッシュしてミキサーにかけたフローズンジュースです。シャリシャリとした食感とひんやりとしたのどごし、甘酸っぱい果肉の味わいがたまりません。
- 店 名
- さぼうる
- 住 所
- 神田神保町1−11
- 電話番号
- 03-3291-8404
- 定休日
- 日
- 営業時間
- 08:30〜23:00
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