「笑う」という行為は、脳から体へご機嫌なホルモン分泌を促し、本当に健康的効果があるのだそうです。「病は気から」という諺にも通じますね。これ真実なり。新しい年の初めこそ、大いに笑っていきましょう。実はジャニスはお笑いも得意!だって店長がお笑い好きなんだもの。
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しゃかな、しゃかな、しゃかな〜スナッフ『GREASY HAIR MAKES MONKEY』日本が大好きなあまり、日本人女性を嫁にもらったダンカンさん率いるイギリスのパンクバンド・スナッフです。「おさかな天国」と「六甲おろし」を完璧な日本語で歌い上げています。ダンカン夫妻は大の阪神ファン。黄色と黒の縦縞法被はもちろん持っているのでしょう。スナッフのルーツでもあるボブ・ディランやティム・バックリィなどの泣かせるカバーもちゃんと収録。
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フライパン・パンチは、世界共通スパイクジョーンズ『THE BEST OF SPIKE JONES』クレイジーキャッツもお手本にした元祖・冗談音楽! 古今東西のヒットソングを片っ端からパロディ化し、笑いと音楽の融合を果たした第一人者。ピストル・サイレン・フライパン・くしゃみ・シャックリ・うがいの音まで使いまくり。おもしろければ何でもやっちゃう根性は、浪花の芸人も脱帽ものです。訳詞付きだけど、大爆笑したければ今すぐ英語をマスターしましょう。
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それを言っちゃぁ、おしめえよ!男はつらいよ『寅さん発言集』新年に映画公開されなくなって久しいですが、コレを見ずには新年を迎えられない!とまで言われた日本映画の金字塔。その寅さんの名ゼリフだけを集めた珍盤です。「おじさん、懐かしいって字、どう書いたっけね?」「せっかくだけどな、俺はぁあまり長居はできねえんだ。とめねえでくれ」といったセリフだけで延々70分。聞き終わる頃には寅さん口調になっています。楽しいです。
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中尾彬の妻・池波志乃のおじさんです古今亭志ん朝『宗徳院 御慶』お正月のテレビ番組は落語が多い、という印象がありますが、お正月を題材にした噺はというのは意外と少なく、江戸落語では「御慶(ぎょけい)」が有名。特に古今亭志ん朝(3代目)の「御慶」は絶品!生粋の江戸っ子の喋りがかなり格好良く、落語初心者にもお勧めの一枚です。志ん朝さんは、あの立川談志と並ぶ落語四天王の一人で、談志さんに「金を払って見る価値があるのは志ん朝だけ」と言わしめた人です。
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帽子を脱いだカールおじさん?柳家権太楼『柳家権太楼2』落語大好きなジャニス店長が、近年で一番笑った一枚!演目に入る前の「まくら」と呼ばれる導入部から、すでに客がドカドカ笑ってます。名前と同様の、野太い声が大変聞きやすく、こちらも初心者にはお勧めの名盤。独演会は毎度売り切れになるベテラン噺家です。夏は麦わら帽子をかぶっていて、その姿はカールおじさんにそっくりと言われています。「不動坊火焔」と「代書屋」の2席を収録。どちらも、腹の底から大笑いできます。
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当代きっての名人という呼び声高し!柳家小三治『柳家小三治 前座噺』志ん朝で挙げた「御慶」と並んで、1月の寄席でよくかかる演目が「初天神」。この初天神が治められた柳家小三治(10代目)の名盤。小三治さんは、昔「象印クイズ・ヒントでピント」という番組に出ていましたね。凝り性な性格が有名で、料理に熱中したり、バイクに熱中したりして、腱鞘炎を煩ったそうです。俳句もたしなみ、記念すべき第一作目の句は「煮こごりの身だけよけてるアメリカ人」。
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バナナじゃなくて、エビフライバン・バン・バザール『新宿駅で待っていた』ヴェルヴェッツもニコも知らなくたって、アンディ・ウォーホルの「黄色いバナナ」と言えば通じる!という程の「歴史的名ジャケット」を堂々とパロった見事なエビフライ。友人にプレゼントしたり、お部屋に飾っておくと確実にウケをとれます。バンバンバザールは、90年に結成された日本のストリートジャグバンド。「勝手にウッドストック」という野外イベントを毎年やってます。
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スカした音で、らんちき騒ぎさ東京ビートルズ『meet the
東京ビートルズ』高田文夫先生が自身のラジオ番組で取り上げたのをきっかけに、大瀧詠一・野村義男らが大絶賛!ついに大瀧監修のもと、再発されるまでに至った伝説の名盤。とにかく、聴けば爆笑必須!ビートルズのカバーバンドは数多く存在すれど、彼らのオリジナリティ(?)には到底及びません。中ジャケ掲載の「来日したビートルズと握手するメンバー」という写真は、あきらかに偽者だし…。 -
ブラジャーミシンで縫うモノは?タモリ『タモリ』サングラスをはずしたタモリの顔を拝見できるだけでも希少価値!1977年発売のファーストアルバムで、今では見ることができないタモリの「密室芸」をたっぷり収録。かつて中古市場でバカみたいに高騰した名盤です。ハナモゲラ相撲中継、歌舞伎中継、4ヶ国語麻雀…ひたすらマニアックでくだらない。大笑いというより、一人で部屋を暗くして、ひっそりと笑いたいあなたにお勧め。