新年のスタートだから、とにかく元気を出したい。喜びにあふれたい。前向きになりたい。という方達におすすめのものを集めました。どのアルバムも、聴き方次第で、前向きになれること間違いなしです。ただし、行動が伴うかは、あなた次第です。
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早く目覚めろ!オアシス『モーニング・グローリー』ビートルズへの溺愛ぶりが有名なギャラガー兄弟率いるイギリスのロックバンド・オアシス。このセカンドアルバムは、パンクロックとビートルズ的メロディの合体フォーミュラの傑作盤とも賞賛される1枚。そんな小難しいことはさて置いても、1曲目からとにかく気持ちいい。朝、起きがけの1発に聴くという人も多い、元気アルバム。1月1日のジャスト0時からどうぞ。
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チャカカーンの昇天シャウトが効く!ルーファス・フイーチャリング・チャカカーン『RUSFUSIZED』R&Bの女王・チャカカーンがボーカルをつとめていた人種混合のファンクバンド・ルーファスによる、74年発売のサードアルバム。1曲目の「Once You Get Started」からして、「さあ始まるわよ」とチャカ姉さんにケツを叩かれます。コンサートのオープニング曲としてもハマる1曲。好きな人が多い割にあまりカバーされないジャニス・ジョプリンの「Half moon」もあり。
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ひたすらやさしい女の子の歌声キロロ『長い間 - キロロの森』ひたすら前向きでやさしいキロロの歌がつまったファーストアルバム。歌詞カードに直筆でそえられた手書きのメッセージが、またなんの飾り気もなく、素直であたたかくてやさしくてたまらない。思いがけず「こんなにやさしい女の子が日本にいたんだね!」と励まされること間違いなしな1枚。金城さんも玉城さんも母となった今「未来へ」がいっそうやさしく響きます。
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君も一緒に「よろこんで」みないか?!ワンジェサン軽音楽団『第8集 舞踏曲集1』新年のよろこび気分を満喫するにはコレしかない! 北朝鮮の人気ナンバーワングループ・ワンジェサン軽音楽団のダンスミュージックを集めた第一作目。いわゆる「よろこび組」ですね。朝鮮キッズ達の憧れの的で、あの子もこの子も入りたがっているのだとか。日本でいう「おニャン子クラブ」や「モーニング娘」といったところでしょうか。
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うれしい、うれしい、うれしい新年ウーピー・ゴールドバーク他『天使にラブソングを2
オリジナルサウンドトラック』日本でのゴスペル人気に火をつけた映画のサントラ盤。アレサ・フランクリンの名唱や、ブレイク前のローリン・ヒルの歌声も聴けます。映画のハイライトでもある「Joyful Joyful」は、日本でいう「第九」です。聖歌隊の手にかかるとこんなに喜びに満ちるのですね。ああ神様ありがとう。 -
聴くだけでコスプレ気分!ロッキー・ホラー・ショー『The Rocky Horror Picture Show』1973年ロンドン初演のロック・ミュージカルで、75年に映画化された「ロッキー・ホラー・ピクチャー・ショウ」のサントラ盤。ミュージカル盤のサントラもあるけど、一番人気の映画盤サントラもしっかり入手しているのがジャニスならでは。映画館にはコスプレ客が集結し、紙吹雪が舞いとんだというカルトムービーの代表格。正月からとにかく驚喜乱舞、お祭り騒ぎしたい人に。
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なんでもええねん!全肯定アルバムウルフルズ『ええねん』ベースのジョン・B・チョッパーが脱退して、出戻った復帰作。「笑いとばせばええねん また始めればええねん」とは、いかにもチョッパーに向けたメッセージかと思いきや「2003年に日本一を逃した阪神ファンの気持ちを代弁する曲」なのだそうです。「忘れちまえ」という歌あり「思い出せ」という歌あり。浪花らしい明るさと適当さと情緒が入り交じったロックな1枚。
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さようなら、はじめまして椎名林檎×斎藤ネコ『平成風俗』斎藤ネコのオーケストラアレンジよって、椎名林檎のこれまでとは違う世界観をうちだしたアルバム。映画「さくらん」のテーマ曲となった「この世の限り」は、終わりを歌っているようで、実ははじまりを歌った歌。総勢約70名のオーケストラを従えたビッグバンドサウンドが圧巻で、これから緞帳があがって、新しいストーリーがはじまるワクワク感すらあります。
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思いっきり初心にかえってみようV・A『Rock for Baby』『七つの子』『コンピューターおばあちゃん』『北風小僧の寒太郎』『むすんでひらいて』など、誰もが幼少時代に親しんだ童謡のカバー集。参加アーティストは、TOMOVSKY・少年ナイフ・ホフディランなど、一筋縄ではいかない人達ばかり。お子さまがいる家庭のお正月にもぴったりですが、シングルのあなたも、ふと自分の人生のスタートを思い出す、そんな粋な計らいが効いた1枚。