『本と街の案内所』徹底使い方ガイド
案内所がある「神保町1-7」は、神田古書店街のド真ん中、神保町のおへそとも言える場所。もともとは、関東大震災後の復興事業の一環で建てられた“十一軒長屋”がありました。モダンな木造建築がズラリと軒を連ね、その多くは古書店を営み、まさに「本の街」の象徴ともいうべき風景でした。現在では、長屋の形状を残す建物はわずか三軒のみ。そのうちの貴重な一軒に、『本と街の案内所』がオープンしました!
07年10月13日に「誰でも自由に、街の情報を検索できる場所」として、案内所がオープンしました。店内に設置したパソコンは、自由にお使いいただけます。壁一面に大型地図を貼り、椅子も若干数ですがご用意してますので、「休憩がてら、ちょっと寄ってみようかな」と、気軽にご利用いただければ嬉しいです。
スタッフに声をかけていただければ、一緒に目的場所を検索して、ご案内します。具体的な書名や店名がわからなくても大丈夫! お客様との対話から、探しモノのヒントやアイディアを一緒に考えるのが私たちの役目。インターネット検索だけなら自宅でもできますが、さまざまな可能性・繋がり・広がりなどを共に模索し、発見する…そんなお手伝いができる場所を目指しています。
『本と街の案内所』は、その名の通り、神田古書店連盟を中心に、神保町の二大公式サイト「BOOK TOWNじんぼう」と「ナビブラ神保町」、そのほか、神田学会・神田雑学大学・千代田図書館・神保町応援隊など、実際に街と関わる多くの方々が協力して、運営しています。全スタッフに共通しているのは、神保町が大好きなこと。ぜひお立ち寄りください。私たちと一緒に、神保町をもっと楽しみましょう!
「BOOK TOWN じんぼう」を運営する連想出版の青木隆平さん。優しく紳士的な笑顔が「とても話しやすい」とお客様に評判です。店内が一番賑やかなのは12時〜14時。「ランチタイムのついでに寄っていただく方が多いです」とのこと。
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入口を入ると、すぐ左手にパソコン端末が二台。それぞれのトップ画面が、神保町の公式書店サイト「BOOK TOWN じんぼう」と、神保町の公式タウンサイト「ナビブラ神保町」になっています。誰でも自由に閲覧可! 本を探すなら「BOOK TOWNじんぼう」、グルメ情報を知りたいなら「ナビブラ神保町」へ。
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案内所の中央には、大型タッチパネルを設置。こちらも、自由に画面にタッチして、検索することができます。写真などが、普段はなかなか見ることのできない特大サイズで表示され、ダイナミックな街の魅力を堪能できます。具体的な探しモノがない時でも、タッチして動かすだけで、十分楽しめますよ!
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神田古書店連盟の皆さんとおそろいのオレンジ色のエプロンをつけているのが、案内所スタッフ。古書店の方々も、時間の合間をぬって、案内役として登場します。わからないことがあれば、気軽に声をかけてくださいね。「僕のおすすめランチは…喫茶さぼうるのナポリタン! 店の雰囲気も素敵ですよ」と気さくに話す青木さん。道も丁寧に教えてくれます。
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案内所の入口のパンフレットラックには、たくさんのフリーペーパーが置かれています。ホットな神保町の情報が満載なので、随時チェックするのがおすすめ! 神保町に関わるものであれば、イベント告知などのチラシを置くこともできます。ご希望の方は、案内所スタッフや、ナビブラ神保町までお問い合わせを!
赤い看板が目印です。