神保町周辺のグルメ&便利情報満載のナビブラ神保町は、神保町のオフィシャルタウンサイトです。

  • ホーム
  • 食べる&飲む
  • スポーツ&ヘルシー
  • 音楽&アート
  • 習う&学ぶ
  • スゴイ&おもしろい店
  • 便利情報
白井店長と成田さんがご案内する 岩波ブックセンター 住所:神田神保町2-3 電話:03-3263-6601 営業:月〜金10:00〜19:30 土10:00〜18:30 定休:日・祝祭日URL:http://www.i-bookcenter.com/
写真撮影に照れる女性おふたりにかわってご登場いただいたのは、本の街・神保町の重鎮として有名な柴田信代表取締役。
  • 書店紹介
  • 白井店長と成田さんおすすめの「夏になると思い出す、昭和と戦争の記憶」3冊
  • 売り上げランキング
書店紹介 大人のための本屋です

神保町交差点のすぐ隣という絶好の立地。じつはここ、岩波書店発祥の地で、その前身は古書店だったとか。大正時代に出版業に進出し、独自の“岩波ブランド”を確立。現在の岩波ブックセンターがこの地に建ったのは、柴田代表に言わせると「最近のこと」だそうだ。新刊書籍から雑誌に至るまでそのセレクトは極めて独特。谷中・根津・千駄木の地域ミニコミ誌『谷根千』のバックナンバーをこれだけ揃えている書店も珍しい。もちろん岩波書店から発刊された出版物の充実ぶりは他の追随を許さない。
「品揃えは硬派といえば硬派ですね。とにかくうちのカラーに合わない本は置かないんです」(白井店長)
「そうそう、あの“セカチュー”も置かなかったんですよね、頑なに(笑)。たぶん並べれば売れるのに(爆笑)」(成田さん)

若者よ、岩波に来たれ!

そんな岩波ブックセンターの客層は、40〜50代以降のいわゆる熟年層が中心。著者や編集者が足を運ぶことでも知られ、待ち合わせ場所にも利用しているらしい。また、マニアックな注文をする方が多いのが特徴。それに応える品揃えを誇っているので、めったに売れないような高額で希少な本も在庫している。「いろいろな発見ができるユニークなお店です。敷居が高そうに思えるかもしれませんが、若い人にもぜひ来ていただきたいです」(白井店長)独特の世界観を持つ“岩波ワールド”。一度入ったらなかなか出られないかも。

新刊コーナー

流行に左右されない独自のセレクションが随所に光る平積みのスペース。硬派です!

さまざまなサイン本が並べられたコーナー

地域限定のミニコミ誌が並ぶ雑誌のコーナー。ここにも独特の“岩波ワールド”を展開。

立花隆の著作や本人がセレクトした多種多様な本がぎっしり詰まったユニークな棚

店内の壁に飾られているミレーの「種まく人」。岩波書店のシンボルマークでもある。

白井店長と成田さんおすすめの「夏になると思い出す、昭和と戦争の記憶」3冊
  • 「パール判事」

    「パール判事」

    「東京裁判で被告人全員無罪を主張したパール判事を扱ったノンフィクションです。昨年の夏に発売されて大きな話題を振りまきました。とても読みやすいですよ」

  • 「山のぼりおり」

    「年表 昭和史 増補版」

    「いわゆる資料的な本ですが、当店ではコンスタントに売り上げがある定番商品のひとつです。謙虚に『昭和史』といいながら、平成まで網羅しているのがちょっと嬉しいです(笑)」

  • 「超ひも理論への招待」

    「GHQ焚書(ふんしょ)図書開封」

    「新刊として店頭に並べたら、あっという間に売り切れてしまったのを鮮明に覚えております。戦後の日本になさそうであった思想統制……、多様な思惑が見えてくる一冊です」

売り上げランキングベスト3(08年6月)
  • 1位 「甘粕正彦 乱心の曠野(こうや)」

    「甘粕正彦 乱心の曠野(こうや)」

    満州の裏側を牛耳った稀代の謀略家・甘粕正彦の波乱に満ちた生涯を綴る大河ノンフィクション。新資料・新証言を随所に織り交ぜながら、従来とは全く違った甘粕像を描き出す。

  • 2位 「ポジ・スパイラル」

    「川の地図辞典 江戸・東京/23区編」

    江戸・東京に佇む川、堀、用水、運河など、約400を網羅した大人のための調査散歩ガイドブック。「この川はどこから流れてくるのか」そんな素朴な疑問に答えてくれる一冊。

  • 3位 「破滅の石だたみ」

    「データブック 貧困」

    日本はもとより、アジアや世界における貧困の実態を浮き彫りにするデータブック。刻々と移り変わる世界情勢のなか、格差社会がいかにして広がっているかを考えさせられる。

  • 三省堂書店 神保町随一の規模を誇る「大型店」
    120年以上の歴史を誇る老舗で、全国に支店を持つ大型書店の代表格・三省堂書店の総本山。神保町にやってきたらまずはここから「本探し」をスタートするという方も多い。
    詳細はこちら
  • 東京堂書店 読書人が集まる「通」の店
    すずらん通りに店を構える東京堂書店は、マニアックな読書好きが集まる店として有名。「立花隆セレクション」や「サイン本コーナー」など、魅力的な企画棚が多数。
    詳細はこちら
  • 岩波ブックセンター 個性的な品揃えの「硬派」な書店
    岩波書店が刊行する本を中心に、歴史・社会・古典文学・ドキュメントなどなど、個性的で揺るぎないセレクトは圧巻。まさに、「大人による、大人のための」本屋。
    詳細はこちら
  • 「本屋大賞」の仕掛人に聞きました!本の雑誌社営業部部長杉江由次さん直撃インタビュー