▲イケブラこと西秋幸男さんのお店・日本書房さんで記念撮影。
国際協力機構(JICA:Japan International Cooperation Agency)では、毎年、開発途上国のテレビ番組の質的向上を目的に、NHK放送研修センターの協力を得て、番組制作の研修を行っています。公式HPで、様々な活動内容を知ることができます。
来日したのは、アジア・アフリカ・ラテンアメリカの放送局やプロダクションで、テレビ番組制作の仕事にたずさわっている皆さん。
NHK放送研修センターで約2ヶ月間、テレビ番組の制作方法を学びました。「本の街・神保町」をテーマとした番組制作では、「本と街の案内所」や「日本書房」を取材。和気あいあいのうちに撮影が進みました。
NHK放送研修センターで約2ヶ月間、テレビ番組の制作方法を学びました。「本の街・神保町」をテーマとした番組制作では、「本と街の案内所」や「日本書房」を取材。和気あいあいのうちに撮影が進みました。
▲撮影が行われたのは2月下旬。「日本はとても寒いけど、私の国・ブータンはもっと寒いのよ」と言うデキさん(左)。
▲靖国通りの「本と街の案内所」。案内所が開設された経緯や、実際のお客さんの様子などを取材しました。
▲日本書房さんでイケブラ・西秋さんの撮影。「まるで本の壁! ワンダフル!!」と店内の様子に皆やや興奮ぎみ。
▲番組制作のために見た「ドキュメンタリー和本」で興味を抱き、「ぜひ和本を撮りたい」と希望するサンティアゴさん。西秋さんが見せているのは和本「徒然草」。
取材中、「こんな街は見たことない!」と口を揃えていたJICA研修員の皆さん。「本の街・神保町」の感想を、聞いてみました。
こんなにたくさんの本屋さんがある街は、私の国にはありません。どの建物もとてもいいムードで、特に「一誠堂書店」が気に入りました。私は食べることが大好きなので、レストランが多いことも、魅力的です。日本のファッションにも興味があるので、ファッション雑誌もたくさん買いました!
僕の国でも、インターネットやiPodなどの普及によって、本を読む機会が減ってきています。僕はもうすぐ結婚するのだけど、自分の子供が出来たら、本をたくさん読ませたいと思っています。だから、神保町がとてもうらやましい! 六本木や新宿よりも気に入りました。
本屋さんはもちろんですが、学校も多く、カレー屋さんもいっぱい! とてもユニークな街ですね。私は、日本人の「礼儀」がとても素敵だと思いました。特に「おじぎ」! こんにちはでも、ありがとうでも、おじぎをする仕草が、とても優しく感じられて、滞在中はずっと真似をしてました。
エクアドルにも古本という文化はあるけれど、公立図書館でしか閲覧できないんです。だから、誰でもお店で自由に古本を買えるというのは、素晴らしいことだと思います。特に、実際に見た「和本」は、とても美しく、興味深かったです。僕は山登りが好きなので、スポーツ用品店が多いのもいいですね!