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プロカメラマン 兒嶋章さん 数々の雑誌の表紙やグラビアを手掛けている名カメラマン。当編集部率いる神田古本まつりの企画制作チーム「金子レノン会長と愉快な仲間達」の一員としても活躍中。デザインオフィス・キャン所属。 目指せ!猫カメラマン!プロカメラマンが伝授する猫写真の上手な撮り方 かわいい猫の姿を写真におさめたい!一般的なコンパクトデジカメを使って上手に撮るテクニックを、プロカメラマンさんに教えてもらいました。もちろん、猫だけでなく、ペットや人物撮影などにも活用してください!

今のコンパクトデジカメには、便利な調整機能が備わっています。基本機能をおさえておれば、充分に素敵な写真が撮れますよ。

▲ カメラの「MENU」を選択すると「AWB」があるはず。

▲ 露出補整は、+−マーク!

 ホワイトバランスとは、撮影対象の色を調整する機能のこと。多くの場合「AWB(オートホワイトバランス)」という自動設定になっていますが、このAWBの中を探ると、「晴天」「くもり」「蛍光灯」といった、細かな設定がでてくるはず。撮影状況にあわせて、適したものを選んでみましょう。「いつも写真全体が黄色っぽくなってしまう」といったお悩みは、ここをいじると解決することも。

 ホワイトバランスを調整しても写真が暗い場合は、露出補整をしましょう。露出は+にすると明るく、−にすると暗くなります。試し撮りをしながら、いい塩梅を探してみましょう。

  • ▲ 露出を-3

  • ▲ 露出を0

  • ▲ 露出を+3

 猫は人見知りの動物。いきなりパシャパシャ撮っては、猛スピードで逃げてしまいます。まずは遠目からじっくりと観察し、猫目線になるよう低い姿勢をとりながら、ゆっくりと近づいていきましょう。人差し指を、猫じゃらしのようにぶらぶらと揺らしながら(猫の鼻の高さがベスト!)、「かわいいね〜」という気持ちを心から発することが大事!いざカメラを構えるときも、ゆっくりゆっくり。焦りは禁物です。
人間の思惑どおりには動いてくれない分、近づいてきてくれた時の嬉しさは格別!一筋縄にかいかないところも、猫の魅力なのです!

▲ 体をかがめて、のそりのそり。キモチを発して!

▲ キモチが伝わると、こんなに接近してきてくれることも!

 屋外の場合は、必ず太陽の位置をチェック。カメラと太陽が向かいあっている状態が「逆光」です。太陽を背にしてカメラを構えた状態が「順光」。基本的には「順光」で撮るようにしましょう。屋内の場合も、窓から差す光の向きなどを確認してください。

 猫の立ち位置や顔向きで、どうしても逆光になってしまう場合には、「逆光」をあえて効果的に使うプロテクを、兒島さんが特別に伝授してくれました!「逆光で、わざと露出をオーバー(+)ぎみに撮ってみてください。ふんわりとした空気感がでますよ!」

▲ 窓から差す光とカメラが対峙する逆光の状態で、露出をオーバーに。これぞプロのテクニック!

 猫は、目がとても弱い動物。フラッシュの光はとても嫌がります。カメラを自動的にフラッシュがたかれる状態(オート設定)している方が大多数ですが、自分のカメラの発光・発光禁止の設定場所をおさえておくといいでしょう。

▲ フラッシュのマークはこれ!

今回ご協力頂いたのは飲物をいただきながら、猫ちゃんたちとまったりとすごせるお店「ねこJaLaLa」の猫ちゃん達。たくさんの猫ちゃん達がお待ちしています!

住所 : 外神田3-5-5-1F
電話 : 03-3258-2525
URL : http://www.nekojalala.com/