神保町周辺のグルメ&便利情報満載のナビブラ神保町は、神保町のオフィシャルタウンサイトです。

  • ホーム
  • 食べる&飲む
  • スポーツ&ヘルシー
  • 音楽&アート
  • 習う&学ぶ
  • スゴイ&おもしろい店
  • 便利情報
カレー2大巨匠スペシャル対談! カレーがないと生きていけない?!
水野仁輔
PROFILE 東京カリ〜番長 水野仁輔

99年に結成された「カレーと音楽がコラボした楽しい空間」をプロデュースする東京カリー番長の創始者。近著に『初心者的カレーの鉄則』(日本放送協会出版)など。

小野員裕
PROFILE 横濱カレーミュージアム初代名誉館長 小野員裕

フリーライターにして横濱カレーミュージアムの初代館長。自身のプロデュースしたレトルトカレー『小野員裕の鳥肌の立つカレー』(MCC食品)も好評。著書多数。

日本人はなぜカレー好きなの?
小野:
ご飯との相性の良さは重要なポイントですね。日本はとにかくお米の国ですから。ご飯を美味しく食べさせることが人気の高さにつながります。
水野:
それから、ワンプレートにスプーン一本。どんぶり感覚で食べられる気楽さが受け入れられる理由だと思います。誰もが好きなカツ丼や天丼と同じように。
カレーの魅力って?
小野:
何にでも合う汎用性の高さじゃないですか。ご飯に合うのはもちろん、うどん、そば、パン、ナンなど、どんな主食にもマッチする最高のソースです。いや、ソースという枠すら飛び越えているかもしれない。
水野:
とあるフレンチのシェフ(フランス人)が、「日本の料理で一番印象に残ったのがカレーだ」って言っていました。「日本の」っていうとインド人が怒りそうだけど(笑)。普通は食材が主体でソースが脇役じゃないですか。だけどカレーはその逆だと。
小野:
そうそう。まずカレーありきなんだよね。
水野:
牛肉が入ったからこのソースにしようとか、若鶏にはこれなんていうのが料理の基本ですが、カレーは具をトッピングとして後から選ぶという……。
小野:
常識を超えたソースだよね(笑)。本当に魅力がないとこうはならないはず。
最近のカレー事情は?
水野:
カレーというより、インド料理の話になるかもしれませんが、最近は南インド料理を食べさせるレストランが増えてきました。
小野:
八重洲にあるダバ・インディア、東銀座のダルマ・サーガラ、池袋のエー・ラージとかね。南方のカレーはサラッとしてスパイシー。魚介や野菜を多く使うのが特徴です。
水野:
スープカレーやカレー鍋を出すお店も見ますが、完全に定着したとはいえないかな。
小野:
まだ「ひとつのブーム」といった感じですね。これからどうなるかでしょう。
おふたりの近況は?
水野:
もうずいぶん食べ歩きましたので、自分なりの「カレー観」はほぼ固まりました。あとはもう、食べるシチュエーションですね。人気のない裏道にポツンと佇む喫茶店のカレーとか。「こんなところにもカレーがある!」という驚きも含めて。
小野:
すごいね〜(笑)。レトルトも全部食べてるからね、この人は。僕の場合、都心はあらかた食べつくしたので、私鉄沿線を攻めています。やはり、なるべく人の降りなさそうな駅とかね(笑)。
対談風景 対談風景 対談風景 対談風景
対談風景
  • カレー2大巨匠スペシャル対談!「カレーがないと生きていけない?!」
  • 2大巨匠が選ぶ神保町カレーを語る
  • 明治大学生「カレエコ」がはじめる「カレーとエコ」プロジェクト!
  • オススメマーク付き!神保町カレー店舗リスト