150年前、ここお茶の水の同じ場所で染紙・千代紙製造工房としてスタートした『おりがみ会館』。現在では、染めの技術を伝承した工房と共に、折紙や和紙、染紙の販売や和紙手芸教室を行っています。会館のエントランスに足を一歩踏み入れば、一枚の折り紙で千羽の鶴を織り上げた千羽鶴や和紙でできたかわいらしい人形がたくさん!多分皆さんの想像している折り紙のスケールを遙かに超えている作品の数々に、ビックリするはずです!!中2階は季節に応じたギャラリー展示、3階では、折り紙や4階の工房で染めた和紙や千代紙を販売しています。折り紙を楽しみたい子どもたち、プレセントの包み紙を捜しにきたOLさん、外国からの観光客など、様々なお客さんで賑わっています。運がよければ、数々の折り紙書籍の監修を手がける小林館長による折り紙実演&トークに巡り会えるかも!4階の紙染め工房も見学可能。150年続く職人の技を目の前で見ることができます。
5階、6階は教室スペースになっていて、折り紙や和紙の工芸を学ぶことができます。初心者向けの折り紙教室からコサージュ作り、和紙でのちぎり絵や人形作りなど、内容は日替わり!不器用だから…と二の足を踏んでいる人も、先生が丁寧に指導してくれるので安心です。この日の内容は、お正月に向けて和紙で着物姿の女性をかたどった羽子板飾りの作成。約15人の生徒さんがおしゃべりを交えながら和気あいあいと飾り作りに興じていました。「折り紙を作ることは、日本の文化を知ることです」と小林館長が語る通り、日本の美と歴史に満ちあふれた折り紙・和紙工芸。2010年から、趣味のひとつに加えてみてはいかが?
色とりどりの刷毛が並ぶ4階の染め工房。ここで染められた和紙は、3階のショップで販売されています。
小林館長が魔法のような見事な手さばきで作っているのはひな人形。偶然買い物にきていたお客さんも大喜び。
教室に来ている生徒さん曰く、「月に一度の楽しみ」だそう。確かに、みなさん楽しそうに作っていました。遠方じゃら通う方も多いそうです。
- 住所 :
- 文京区湯島1-7-14
- 電話 :
- 03-3811-4025
- 営業 :
- 9:30〜18:00
- 定休 :
- 日・祝
- URL :
- http://www.origamikaikan.co.jp/