いつもの二人の、年上の方。とても高い本をいっぱい売っている玉英堂書店の4代目。 文学青年を気取ってみたけど、実は読書家ではないらしい。 37才だけど、まだまだ「神保町の遅咲きアイドル」として引っぱる予定。
いつもの二人の、ちょっとだけ若い方。禿げているが日本書房の最若手、36才の独身。 禿げているが、古書店街のファッションリーダーを自負。禿げているが、最近茶髪に染めてみた。 どう?イケてる??感想はナビブラまで。
日本語の美しさを再認識できる純愛詩集
高村光太郎 「智恵子抄」 妻・智恵子との恋愛、結婚、そして永遠の別れ……30年以上にもわたって一人の女性を対象に愛の詩を書き続けた、 高村光太郎の純愛の軌跡。光太郎自身は「『智恵子抄』は徹頭徹尾苦しく悲しい詩集であった」と語っているものの、 その悲しげな言葉の数々は切なくも美しく、究極の愛に感動するとともに、 日本語が持つ唯一無二の美しさも充分に再認識できる一冊。読後は思わず、愛しい人への詩を綴りたくなる?! |
言葉でだけでなく、絵にも秘めた男女のメッセージ
ニック・バントック 「不思議な文通」
孤独な画家グリフィンと謎の女性サビーヌの文通を、実物そのままの絵葉書や便箋で読ませる仕掛けで、
実際に封筒をあけるドキドキ感を楽しめる大人の絵本。 |
初恋のドキドキ感をもう一度!!
吉本ばなな 「High and dry (はつ恋)」 いろいろな本を濫読すれば、自然と言葉センスは磨かれますよ!古典を扱っている商売上、 万葉集や古今集を推薦しようと思ったけど即効性がないのでパスしました。要は気持ちです。 ガッツリ恋愛臨戦態勢に仕上げることが大事です!吉本ばななのちょっと不思議なラブファンタジーで、 初恋を思い出しながら、いざ決戦!てのはどうでしょうか? |